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by Rie Takagi

Column

03
栄養学

貯蔵鉄の重要性 ~隠れ鉄不足による貧血~

2018/06/05

 

鉄分不足は酸素不足

 

 

  • 疲れやすい
  • 立ちくらみ
  • 目まい
  • 頭痛が続く
  • 肌が荒れる(乾燥肌)
  • 冷え症(冷え性)

以上のような症状が複数重なる場合は、共通することに鉄分不足による貧血が考えられます。

鉄分不足は酸素不足です。
鉄分は酸素と結びついてくれるので、
血液の中で赤血球のヘモグロビンに酸素を結び付けてくれます。
身体のいたるところに酸素や栄養素を送るために鉄分は必要不可欠なのです。

 

貯蔵鉄と潜在性鉄欠乏

しかし、その鉄分は以下のことで一気に減ってしまいます。

生理での出血

無理な食事制限ダイエットなどでの栄養失調

妊娠中や授乳によって子どもへ鉄分がいくことでの鉄分不足

などがあり、女性に関係する状況がほとんど。
なので女性は鉄分が不足しやすいのです。
体内でさまざまな役割を果たしている鉄。
その60~70%は血液に含まれるヘモグロビンの成分として、
20~30%は肝臓や脾臓、骨髄などに「貯蔵鉄」として蓄えられています(このほかに、筋肉の中や酵素の形でも存在しています)。

血液中の鉄が不足すると、酸素が十分に運べなくなってさまざまなトラブルが起こります。
しかし、食べ物から摂取する鉄が不足したからと言って、すぐに貧血になるわけではありません。
血液中の鉄が足りなくなると、体内の貯蔵鉄から不足分が補われます。
つまり、まず貯蔵鉄が不足し(潜在性鉄欠乏)
貯蔵鉄から血液中に補充できなくなると血液中の鉄も不足して、
ついには貧血になるというわけです。
そして、
ヘモグロビン値低下による鉄不足は自覚症状として表れるため、体感しやすいです。
それに対して、貯蔵鉄が減少している潜在的な鉄不足は自覚症状が出にくいのです。
潜在性鉄欠乏は、血液中に含まれるフェリチンの値から判断します。
ただ、通常の健康診断で行われる血液検査では、ヘモグロビンの数値から鉄欠乏性貧血についてのみ調べることが多いです。
フェリチンの測定はプラスアルファで行われるため、貯蔵鉄について認識したり、意識する機会は少ないのが実情です。
気になる人は、健康診断のときなどに検査を依頼してみましょう!

 

 

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