冷え性は体質だからと諦めていませんか？変えられる要素5つ

冷え性は体質だからと諦めていませんか？変えられる要素5つ

①筋肉を鍛える（基礎代謝向上、ポンプ機能向上）

基礎代謝を上げるために筋肉を鍛えるという
ことも重要です。

冷えてしまう要因に筋肉不足で代謝が下がっていることもあります。
熱を出すことがしにくくなるのです。

基礎代謝を上げるためには、
大きな筋肉を鍛えると上がっていきます。

そして、持久力がある赤い筋肉である遅筋には、
ミトコンドリアが多いため、
遅筋を鍛えると代謝アップしやすいです。

遅筋は姿勢を維持する筋肉の背中や
脚の筋肉に多いです。

また、内臓に近い深層の筋肉にも多いので、
この辺りを鍛えるのも良いと思います。

遅筋を鍛えるトレーニング方法は後日お伝え致します。

 

②熱を作り出すために鉄分を多めに摂る

鉄分は熱を作るために重要です。

冷え性（冷え症）の方で鉄分不足の方も多いです。

代謝をする上で、
熱の発生には鉄分と酸素が最終的に結びついて
着火剤となります。

そのためにも、普段から鉄分が足りていないと
熱が作りにくくなってしまうのです。

この熱を出すのは細胞ひとつひとつの中の
ミトコンドリア内での話なのですが、
そこでうまく熱を発するには、
貯蓄鉄もしっかりある必要があります。

特に女性は生理などで鉄分が減りやすいです。
貧血気味と感じる方は特に貯蓄鉄が少ない
と考えられますので、
鉄分を摂りましょう。特にヘム鉄は吸収しやすいので、
一気に吸収しようとすると、
レバーや青魚、貝類などがオススメです。

③ミトコンドリアを活性化させる

②でも話しましたが、ミトコンドリア内で熱を発生します。
そのミトコンドリア内に必要なビタミンやミネラルが足りていて、
その上で最終的に鉄分が着火剤となり熱が発生します。

ミトコンドリアに必要な栄養素を取り入れるのと同時に、
筋トレをすることで活性化させることも重要です。

①で書いたように、遅筋を意識的に鍛えましょう。

また、夜は眠る前に食べないようにして、
夜に空腹な時間を睡眠時含めて長めに作ることも、
ミトコンドリアを活性化させるために必要になります。

長寿遺伝子（サーチュイン遺伝子）が活性化することで
ミトコンドリアが増えるという学術報告があります。

④ふくらはぎの循環を良くする

筋肉と血液循環との関係は深いです。
静脈やリンパの流れは非常にゆっくりなのですが、
普段筋肉のポンプ作用のサポートがあって
流れが促進されるのです。

特にふくらはぎの筋肉は
第二の心臓と言われるほど
ポンプの作用としての働きが重要です。

むくみがあったりする人も
静脈やリンパが流れが悪いと重力の関係上
下に水分が溜まるのです。

そこに
筋肉のポンプが上に押し上げてくれる
ことで静脈やリンパが循環しやすくなるのです。

冷えやむくみがある方は
ふくらはぎをほぐしたり、
流れを良くする必要があります。

また、鍛えることも重要なのです。

もちろん、他の筋肉も
特に大きな筋肉を鍛えると
ポンプも作用しやすくなるし、
基礎代謝も高まります。

⑤体が温まる食材を意識的に摂る

東洋医学的にも

体を温める食材と
体を冷やす食材があります。

野菜は季節で冬に採れるものは
温める効果があり、

夏に採れるものは
冷やす効果があります。

根菜などは温めやすいですが、
トマトやキュウリなど
瓜系は体を冷やす効果があります。

カリウムが豊富なので、
体の外に出そうとする機能があります。

また、飲み物では
コーヒーもホットであっても
体を冷やす効果があります。

まとめ

冷え対策として、取り掛かれることとして
5つ挙げました。

冷え性を体質だからと諦めて何もしないよりは、
上記のことをまずは試してみることも大事かと思います。

人によって当てはまるアプローチが異なるので、
周りの頼れる専門家にお話を聴いてから
体質改善に取り組むことも大事かと思います。

冷えに悩む人が減って、
自然治癒力が高まり、
イキイキと過ごす方が増えることを願っております。

 

 

 

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