心も体も環境も含めたホリスティックな健康観

予防においても美容においても、
ホリスティックな考え方は重要になります。
ホリスティックとは、全体的なとか、
包括的なとかという意味を持ちます。

体を全体の視点で考えるということです。
腰が痛いから腰だけほぐすとか、
胃が痛いから胃薬を飲むとかの対症療法では
体と向き合っていることにはなりません。

体を部位ごとで考えていると、
体の症状を機械と同じように
『修理する』という考え方になってしまいますが、
その対症療法の付け焼き刃な感じでは、
根本の解決にならないのです。

いかに体の自然治癒力を
高めていくかを考えると、
体を部位ごとではなく、
全体としてみる必要があります。

そして、その体自体も
心の影響や
魂の影響や
社会の影響や
環境の影響など、

様々なものの影響を受けていることを
視野に入れないと考えられないのです。

宇宙含めて自分である
という境地でもあります。

マクロ視点からミクロ視点まで
全て繋がりを持っている認識が重要です。

宇宙規模、地球規模の環境、国、地域、コミュニティ、
家族、個人、体全体、内臓、細胞、分子、原子、素粒子、エネルギー。

そのそれぞれのレベルは
区切りなどなくて、
言葉によって区切りを付けているイメージです。

例えば、水分子ひとつ見ていても
水素2つと酸素1つの物体としての形がその場にあっても
結びつきがなかったり、
原子が動いていない場合、
それは水の性質は持ちません。

同じように形は内臓だとしても
そこに全ての細胞が生きていて、
「気」が通っていて、
内臓の周波数があり、他の内臓との相互作用が
なければ成り立たないのです。

それだけ不安定なものなのです。

このように、全体を包括的に考えた時に
気付く原因や改善点が出てくるのです。
そして、体は様々なバランスを
取っていたり、
魂や心の状態を
本人が気付かずとも
メッセージとして表わしていることが
多いのです。